【はじめに】投資は「始める」より「続ける」ほうが難しい
「よし、今年こそ投資デビューだ!」
そう意気込んで証券口座を開設し、最初の入金を済ませたとき。
スマホの画面にチャートが動くのを眺めながら、「これで自分も投資家か…!」と胸を躍らせた人も多いはず。
──でも、現実は甘くない。
数週間後には「マイナスが続いて怖くなった」「全然儲からない」とアプリを閉じたまま放置……。
金融庁の調査によると、投資を始めて1年以内に撤退する人は約3割もいるそうです。
原因の多くは、“知識不足”と“感情の波”。
この2つの罠に気づかないまま突っ走ると、せっかくのチャンスを自分で潰してしまいます。
この記事では、初心者がやりがちな投資の失敗を5つピックアップ。
それぞれの「失敗例」「学び」「対策」を、リアルな視点でまとめました。
あなたがこれを読むことで、“未来の後悔”を1つでも減らせたら嬉しいです。
目次
失敗1:話題の銘柄に飛びつく「情報過多トラップ」

「SNSでバズってた“AI株”を買ったら、翌週に暴落…」
投資コミュニティでよく聞く悲しいエピソードです。
2024年のAIブームでは、「この銘柄がテンバガーだ!」とX(旧Twitter)やYouTubeが盛り上がりました。
でも実際は──
その“バズ”こそ、プロが売り抜けるタイミング。
多くの初心者は、人気がピークになった瞬間に“高値掴み”してしまいます。
💡教訓
投資は「先回り」ではなく、「仕組みを理解して長く続ける」ゲーム。
話題より、「なぜこの企業が成長できるのか?」を見極める力のほうがずっと重要です。
🧭対策メモ
- SNSではなく、企業の決算書を見る習慣を。
- 「話題の株」より「安定して稼ぐ株」へ。
- FOMO(乗り遅れる恐怖)を感じたら、一晩寝かせる。
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「全部1つの株に賭ける」——それ、実は一番危険な賭けかもしれません。




