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温度(=水温)の最適化:常温が基本、上げどころは“2場面だけ”

原則:普段着は“水”で洗う
最近の中性〜弱アルカリ洗剤は常温での洗浄力が高く、毎回の温水はムダになりがち。
「すすぎ1回OK」の洗剤なら運転時間そのものを短縮できます。
温度を上げる“たった2場面”
- 生乾き臭のリセット(主にタオル)
- 40℃前後で月1〜2回の“リセット洗い”。毎回は不要。
- 洗いのみ温度を上げ、すすぎは水で十分。仕上がりは変わらず、電力は軽い。
- 皮脂・油汚れが強い日(キッチン・作業着・スポーツ)
- 30〜40℃のぬるま湯を洗い工程だけに使う。
- 前処理として酸素系漂白剤で10分つけ置き→時短コースで仕上げるのが効率的。
給湯器がある家は、洗濯機のヒーター加熱より給湯でぬるま湯を作るほうが省エネになりやすい。
ただし高温は衣類劣化の原因。40℃前後・短時間を上限目安に。
“お風呂の残り湯”の正解
- 洗いだけ残り湯/すすぎは水道水。ニオイの持ち越しを防げる。
- 吸い上げホースのフィルター清掃を習慣化。
- タオルのニオイが気になるなら、月1回の酸素系漂白剤つけ置きで“仕上がりの地力”を底上げ。
洗剤とコースの相性メモ
- 普段着×時短コース:泡立ち控えめ・すすぎ1回OKの洗剤。
- 部屋干し中心:抗菌成分ありを選ぶより、風+除湿の設計を見直すほうが効果大。
- デリケート:弱水流+ネット。温度を上げないことが寿命に直結。