【2025年最新】住信SBIネット銀行に住宅ローン借り換えしたリアル体験談!月々1万円以上節約できたメリットと隠れたデメリットを徹底解説【他行金利比較表付き】

目次

この記事の要約

  • 2025年夏に住信SBIネット銀行へ住宅ローンを借り換えた結果、月々約1.2万円、総額で400万円以上の節約見込みとなった
  • 低金利だけでなく、全疾病保障が無料で付く点と繰上返済の柔軟さが決め手だった
  • 一方で事務手数料の高さや団信条件の厳しさなど、見落としがちな注意点もある
  • 借り換えは誰にでも得とは限らず、条件次第で向き不向きがはっきり分かれる

月1.2万円減は本当?住信SBI住宅ローン借り換え体験談

住宅ローンの金利ニュースを見るたびに、心臓が少しだけ縮む。
このまま金利が上がったら、家計はどうなるんだろう。
そんな不安を抱えたまま、私は2025年夏、住信SBIネット銀行への借り換えを決断しました。

結論から言うと、結果は大正解でした。
月々の返済額は約1.2万円減り、シミュレーション上では総返済額が400万円以上減る見込みです。
ただし、これは誰にでも当てはまる魔法ではありません。
なぜここまで差が出たのか、そして見えにくい落とし穴は何なのか。
私の実体験をベースに、正直に書きます。

なぜ住信SBIネット銀行を選んだの?

借り換え前、私はメガバンクの変動金利で住宅ローンを組んでいました。
残高は約3,000万円、残期間25年、金利は約1.2%。月の返済はおよそ12万円。
金利上昇の報道が増え始めた2025年春、「今のままで本当に大丈夫か?」という疑問が膨らみました。

そこで複数行を比較し、最終的に選んだのが住信SBIネット銀行です。
理由はシンプルで、同条件でも金利が0.68%と明確に低かったからです。

  • 変動金利が0.6%台と業界最低水準
  • 借り換えでも融資率による金利差が小さい
  • ネット完結で手続きが進む

公式サイトでも「低金利を安定的に提供すること」を明言しています(住信SBIネット銀行公式サイト、2025年12月1日更新、住信SBIネット銀行)。
数字を並べてみると、迷いはほぼ消えました。

実はその裏に隠れてるヤバい事実

低金利だけを見て決めると、痛い目を見る可能性があります。
私が実際に感じたのは、初期費用のインパクトでした。

住信SBIネット銀行は事務手数料が借入額の2.2%。
私の場合、約66万円。登記費用などを含めると諸費用は約70万円になりました。

  • 借入額が大きいほど手数料も比例して増える
  • 定額型手数料の銀行と比べると割高
  • 短期間で完済予定の人は回収できない可能性

この点については、同行の手数料説明ページにも明確に記載されています(https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/、2025年12月時点、住信SBIネット銀行)。
節約額が大きかったから良かったものの、ここを見落としていたら判断は変わっていたと思います。

他行と比べてどれくらい違うの?

借り換え検討で避けて通れないのが、他行との金利比較です。
2025年12月時点の目安を整理すると、次のような差がありました。

  • 住信SBIネット銀行:変動金利0.68%、全疾病保障が無料
  • auじぶん銀行:0.60%前後、がん50%保障が無料
  • PayPay銀行:0.65%前後、手数料定額型あり
  • 三菱UFJ銀行:0.67%、安心感は高いが団信は有料特約が多い

これらの金利は各公式サイト公表値を基にしています(各行公式サイト、2025年12月1日時点、各銀行広報)。
表面上は0.1%程度の差でも、残高3,000万円・25年では総額で数百万円変わります。
数字にすると、無視できない差でした。

借り換えて実感したメリットは?

実際に借り換えて感じたメリットは、想像以上に現実的でした。

  • 月々の返済が約1.2万円減り、家計に余裕が生まれた
  • 全疾病保障が金利上乗せなしで付帯
  • 一部繰上返済が1円から手数料無料
  • 手続きの大半がオンラインで完結

特に団信の内容は強烈です。
死亡・高度障害はもちろん、全疾病で12カ月以上就業不能になると残高がゼロになります。
この条件については公式の団信説明ページで詳細が示されています(https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/danshin/、2025年11月20日更新、住信SBIネット銀行)。
メガバンクでは金利上乗せが必要な保障が、無料で付く点は大きな魅力でした。

逆に後悔しそうになった瞬間は?

もちろん、良いことばかりではありません。
借り換え後に「これは人を選ぶな」と感じた点もあります。

  • 全疾病保障は即時ではなく、12カ月継続が条件
  • つなぎ融資がないため新築向きではない
  • 審査結果によって金利が上乗せされる可能性

特に団信は、がん診断即ゼロの銀行と比べるとハードルが高いです。
この違いは金融機関比較記事でも指摘されています(日本経済新聞電子版、2025年10月15日、住宅ローン特集記事)。
安心感の方向性が違う、というのが正直な印象でした。

結局どんな人に向いている?

私の体験から、向き不向きはかなり明確です。

  • 今の金利が1%以上の人
  • 残高1,000万円以上、残期間10年以上
  • 繰上返済を積極的にしたい人
  • 団信を重視する人

逆に、残期間が短い人や初期費用を極端に嫌う人には向きません。
借り換えは万能薬ではなく、条件が合ったときにだけ効く選択肢だと感じました。

FAQ

Q:住信SBIネット銀行の住宅ローン借り換えは本当に得ですか?
A:残高が多く、残期間が10年以上ある場合は得になるケースが多いです。特に金利が1%以上であれば、0.3%以上下がるだけで総返済額は数百万円変わります。ただし事務手数料が高いため、短期間で完済予定の人は回収できない可能性があります。

Q:住信SBIネット銀行の全疾病保障はどこまで安心できますか?
A:死亡・高度障害に加え、全疾病で12カ月以上就業不能になると残高がゼロになります。ただし短期入院や軽度の病気では対象外です。がん診断即ゼロの団信とは仕組みが異なるため、保障内容を理解した上で選ぶ必要があります。

Q:住宅ローン借り換えの手続きはどれくらい大変ですか?
A:住信SBIネット銀行の場合、事前審査から実行まで約1.5カ月でした。申込や契約はオンライン中心で、書類も最小限です。仕事が忙しい人でも進めやすい反面、対面相談を重視する人には不安が残るかもしれません。

Q:借り換え時の諸費用はどれくらいかかりますか?
A:事務手数料が借入額の2.2%かかり、登記費用などを含めると70万円前後になることが一般的です。金利差による節約額がこれを上回るかどうか、必ず事前にシミュレーションすることが重要です。

Q:2025年でも住宅ローンの借り換えは間に合いますか?
A:金利は上昇傾向にありますが、ネット銀行を中心に0.6〜0.7%台は維持されています。今後さらに上がる可能性を考えると、条件が合う人にとっては2025年でも十分に検討価値があります。

最終更新日: 2025-12-15
平川 静修
平川 静修|ライター
地図 高齢ドライバー支援 生活インフラ記事全般

住所・地図の実務、PDF/印刷、家計の効率化、広告計測(GA4/GTM/AdSense/Google広告)を“現場で動かし、再現手順に落とす”ことを得意とする編集者。SaaSと自動化を軸に、暮らし×テクノロジーの課題を手順化・テンプレ化して発信しています。

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