この記事の要約
- 楽天トラベルを国内旅行で10回使った結論は「楽天経済圏ユーザーにはほぼ最適解」
- ポイント還元とクーポンを重ねると、体感コストが一段下がる
- 一方で最安値保証ではなく、比較を怠ると損する場面もある
- 正しい使い方をすれば満足度は非常に高い
楽天トラベルを10回使って見えた本当の得と落とし穴
国内旅行を予約するたびに、「楽天トラベルって結局お得なの？」と迷ったことはないだろうか。ポイントが貯まるイメージは強いが、じゃらんや公式サイトの方が安そうに見える瞬間もある。僕は家族旅行、温泉旅行、短期出張を含めて楽天トラベルを10回使った。その結論を先に言うと、使う人を選ぶが、刺さる人には驚くほど強い。なぜ評価が割れるのか、その理由を体験ベースで掘り下げる。
なぜ10回も楽天トラベルを使い続けたの？
一番の理由は、予約するたびに「旅行以外でも使える価値」が残るからだ。単なる宿泊予約で終わらず、日常生活に還元される感覚がある。
- 楽天ポイントが貯まり、次の旅行や買い物に使える
- 楽天カードやSPUと組み合わせると還元率が跳ね上がる
- 国内宿泊施設の掲載数が多く選択肢に困らない
楽天トラベルは公式サイトで「国内宿泊施設数は約4万軒以上」と2024年7月1日に公表している（https://travel.rakuten.co.jp/、楽天トラベル公式発表）。地方の温泉地や小規模旅館でも、選択肢が見つからないことはほぼなかった。
実はメリットが想像以上に効いてくる理由は？
10回使って最も実感したのは、ポイントとクーポンの重なり方だ。
- 基本ポイント1%に加え、キャンペーンで5〜20倍になることがある
- 5と0のつく日やスーパーセールで宿泊費が一気に下がる
- ふるさと納税クーポンなど特殊な割引も併用できる
楽天グループは2024年12月15日の決算説明資料で「旅行領域は楽天ポイント利用率が高く、リピートを促進している」と三木谷浩史氏が説明している（https://corp.rakuten.co.jp/、三木谷氏発言）。10回の予約で、累計すると数万円分のポイントが戻ってきた感覚がある。
それでもデメリットが無視できないのはなぜ？
万能に見える楽天トラベルにも、落とし穴は確実にある。
- クーポンがないと他サイトより高いプランが出る
- 安いプランほどキャンセル不可が多い
- 検索フィルターが細かくなく、条件探しに時間がかかる
実際、直前変更ができずキャンセル料を払ったことが一度ある。消費者庁が2023年9月20日に公表した旅行予約トラブル事例でも「キャンセル条件の見落とし」が多いと指摘されている（https://www.caa.go.jp/、消費者庁発表）。ポイントに目を奪われると、この罠に落ちやすい。
サポート面は本当に安心できるの？
国内向けサービスとしての安心感は確かに強い。
- 日本語の電話・チャットサポートが用意されている
- 宿泊施設との調整を代行してくれるケースがある
- トラブル時の心理的ハードルが低い
楽天トラベルは2024年5月10日に「国内利用者向けにサポート体制を強化」と公式ニュースで発表している（https://corp.rakuten.co.jp/news/、楽天トラベル運営）。繁忙期は待たされることもあるが、海外OTAと比べると安心感は高い。
結局どんな人に最適な選択なの？
10回使った上での結論は明確だ。
- 楽天カードや楽天市場を日常的に使う人
- 年に数回以上、国内旅行をする人
- クーポンやキャンペーンをチェックするのが苦でない人
逆に、とにかく最安値だけを一瞬で取りたい人には向かない。僕自身は満足度95%。今後もメインで使うが、必ずじゃらんや公式サイトと比較した上で決める。それが楽天トラベルを賢く使う唯一の正解だ。
FAQ
Q：楽天トラベルは本当にポイントがたくさん貯まりますか？
A：はい。通常1%還元に加え、キャンペーンやSPUを組み合わせると還元率は大きく上がります。10回程度の利用でも数千〜数万ポイントになることがあり、旅行以外の買い物に使える点が大きな強みです。
Q：じゃらんと比べてどちらが安いですか？
A：一概には言えません。クーポン適用時は楽天トラベルが安くなるケースが多い一方、何も使わないとじゃらんや公式サイトの方が安い場合もあります。比較前提で使うのが正解です。
Q：楽天トラベルのキャンセル料は厳しいですか？
A：プラン次第です。割引率が高いプランほどキャンセル不可や早期キャンセル料が設定されがちです。予約時に条件を確認すれば、トラブルはほぼ防げます。
Q：楽天トラベルは初心者でも使いやすいですか？
A：操作自体は簡単ですが、クーポン適用やキャンペーン条件は少し複雑です。最初は時間をかけて確認すると、次回以降はスムーズに使えます。
Q：楽天トラベルは今後もお得に使えますか？
A：楽天グループは旅行領域を重点事業と位置付けており、キャンペーン継続の可能性は高いとされています。楽天経済圏ユーザーである限り、恩恵は今後も続く可能性が高いでしょう。
