ネット証券を雰囲気で選んだ結果…3年後に後悔したリアルな話

目次

この記事の要約

  • ネット証券を雰囲気で選ぶと、手数料・使い勝手・制度対応で後悔しやすい
  • 「なんとなく有名」「CMで見た」は失敗の典型パターン
  • 大切なのは、自分の使い方と将来設計に合っているかどうか
  • 比較せずに決めた人ほど、数年後に乗り換えたくなる傾向が強い

ネット証券を雰囲気で選んだ人の失敗例

「とりあえず有名だから」「なんとなく安心そうだから」
そんな理由でネット証券を選んでしまい、あとから後悔している人は少なくありません。

実は、証券口座は一度作ると長く使うものです。
にもかかわらず、深く考えずに決めてしまうと、数年後に「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。

先に結論を言うと、ネット証券選びで後悔する人の多くは、自分の投資スタイルを考えないまま決めています。
では、なぜそんなことが起きるのでしょうか。

なぜ雰囲気で選んでしまうの?

ネット証券を選ぶ場面では、多くの人がこう考えます。

「よく聞く名前だし大丈夫そう」
「CMで見たことあるから安心」
「周りが使っているから問題ないはず」

投資を始めるときは、不安が大きいものです。
だからこそ、人は知名度やイメージに頼りやすくなります。

比較サイトをじっくり読むのも面倒で、
「まあ、ここでいいか」と決めてしまう。
この心理が、失敗の入口になります。

実は見落とされがちなポイントは?

雰囲気重視で選んだ人が見落としやすいのは、次のような点です。

・売買ごとの手数料
・スマホアプリの使いやすさ
・NISAや新制度への対応状況
・サポートの質
・商品ラインナップの幅

一つひとつは小さな違いに見えます。
しかし、積み重なると大きな差になります。

たとえば、手数料が少し高いだけでも、10年続ければ数万円〜数十万円の差になることもあります。

それを選んだ人が後悔しやすい理由は?

後悔しやすい人には共通点があります。

最初は「投資は少額だから関係ない」と思っています。
ところが、慣れてくると取引回数が増え、金額も大きくなっていきます。

その段階で、

「この操作、毎回やりにくいな」
「手数料、高くない?」
「他社のほうが便利そう…」

と気づくのです。

つまり、本気になってから不満が出てくる構造になっています。

実際によくある失敗例とは?

よくある失敗パターンを紹介します。

ある30代会社員の例です。

投資を始めようと思い、テレビCMで見た証券会社に即決。
口座開設も簡単で、最初は満足していました。

しかし半年後、積立額を増やし、個別株にも挑戦し始めると問題が発生します。

・売買手数料が意外と高い
・アプリが重くて見づらい
・情報が少なく判断しにくい

結果、別の証券会社に乗り換えることに。
手続きに時間がかかり、保有資産の移動も面倒で、かなりのストレスを感じたそうです。

「最初に比較しておけばよかった」と後悔していました。

このようなケースは珍しくありません。

じゃあ、どう考えればいい?

ネット証券選びで大切なのは、シンプルです。

自分がどう使うかを先に考えることです。

たとえば、

・毎月積立が中心なのか
・株を頻繁に売買するのか
・NISAをメインに使うのか
・スマホだけで完結したいのか

これによって、向いている証券会社は変わります。

最低でも、2〜3社は比較してから決めるのがおすすめです。
公式サイトや比較記事を1時間見るだけでも、失敗確率は大きく下がります。

「一番有名」ではなく、「自分に合うかどうか」。
ここを基準にするだけで、後悔はかなり減ります。

FAQ

Q:ネット証券は途中で変更しても問題ありませんか?
A:途中で変更すること自体は可能ですが、手続きには時間と手間がかかります。保有している株や投資信託を移す際には書類提出が必要になり、場合によっては数週間かかることもあります。また、移管手数料が発生するケースもあるため、最初から慎重に選んだほうが負担は少なくなります。

Q:初心者は有名な証券会社を選んだほうが安全ですか?
A:知名度が高い会社は安心感がありますが、それだけで安全とは言えません。大切なのは、サポート体制や使いやすさ、制度対応などが自分に合っているかどうかです。有名でも不便に感じる人は多いため、最低限の比較は行うことをおすすめします。

Q:手数料はそこまで気にしなくても大丈夫ですか?
A:少額投資のうちは影響が小さく感じますが、長期間続けると差が広がります。毎回数百円の違いでも、年間・10年単位で見ると大きな金額になります。将来的に取引が増える可能性がある人ほど、早めに意識しておくべきポイントです。

Q:スマホだけで投資する場合の注意点は?
A:スマホ中心の場合は、アプリの操作性が非常に重要です。注文画面が分かりにくい、動作が遅いなどの問題があると、ストレスが溜まりやすくなります。事前にレビューや画面例を確認しておくことで、失敗を防ぎやすくなります。

Q:比較する時間がない場合はどうすればいいですか?
A:時間がない場合でも、最低限2〜3社の公式サイトと比較記事を見るだけで十分効果があります。30分〜1時間程度でも、手数料・対応制度・特徴は把握できます。そのひと手間が、数年後の後悔を防ぐ大きな差になります。

最終更新日: 2026-01-27
平川 静修
平川 静修|ライター
地図 高齢ドライバー支援 生活インフラ記事全般

住所・地図の実務、PDF/印刷、家計の効率化、広告計測(GA4/GTM/AdSense/Google広告)を“現場で動かし、再現手順に落とす”ことを得意とする編集者。SaaSと自動化を軸に、暮らし×テクノロジーの課題を手順化・テンプレ化して発信しています。

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