現場配布用:1ページ地図の作り方

「紙1枚に“地図+集合場所+QR”だけをキレイにまとめたいのに、毎回レイアウトで時間が溶ける」——よくわかります。ここではテンプレなしで、標準機能だけを使った最短手順に絞ります。

まずは30秒の最短ルート

  1. Googleマップ(またはマイマップ)で読める縮尺にしてスクショ/印刷PDFを作る
  2. QRコードを作成(Chrome/Edgeの内蔵機能でOK)
  3. 空白のA4/A3文書に「タイトル/地図/集合場所/QR」を縦1カラムで並べて印刷


地図の印刷・共有・ポスター出力・QR生成は、OS/ブラウザの標準機能とGoogleの公式機能のみで完結します。


下の手順を上からコピペしながら進めてください。5分で“配れる1枚”が完成します。

あわせて読みたい
地図を印刷したら「文字が小さい!」問題の解決大全 会議用に地図を印刷したら、地名が読めない…。私も現場配布で同じ壁にぶつかりました。 30秒で効く3手 印刷倍率を130〜170%に上げる(印刷ダイアログの拡大/縮小) 余白...
目次

準備(所要2分)— 必要な素材はこの3つだけ

  • 地図画像:Googleマップで目的地にピン → 地名が読める縮尺まで寄せてスクショ(Win: Win+Shift+S/Mac: ⌘+Shift+4
    ※高精細にしたい場合は「印刷→PDF保存」→あとで貼り込みでもOK
  • リンク:共有URLかプラスコード(ピン→下部カードのコードをコピー)
  • QRコード
    • Chrome(PC)→右上「…」→共有→QRコードを作成→PNG保存
    • Edge(PC)→ページ上で右クリック→Create QR code→保存
    • Chrome(Android)→共有→QRコード→保存

レイアウト(所要3分)— テンプレ不要、縦1カラムで並べるだけ

お好きな編集ツール(Googleドキュメント/Word/PowerPoint/Keynote)で空白ページを開きます。
A4が会議配布向け、掲示ならA3。フォントは11〜12pt(見出しは16〜20pt)。

配置ガイド(コピペOK)

[タイトル(16〜20pt太字)]
現場配布用:◯◯◯(イベント名/案件名)

[集合場所・住所・時刻(11〜12pt)]
集合:◯◯◯入口(◯◯線 ◯◯駅◯番出口から徒歩◯分)
住所:◯◯市◯◯区◯◯ 1-2-3(プラスコード:XXXX+XX)
時間:◯:◯◯

[地図画像(ページ幅の約90%)]
※貼り付け後、読める最小サイズまで拡大

[ランドマーク3つ(太字ラベル + 箇条書き)]
・コンビニ→横断歩道→茶色の10階建て
・タクシーは◯◯通り沿いのP入口へ
・雨天時はビル裏の屋根付き通路

[QRコード(35〜45mm四角) + 短い注記]
📱 QRからGoogleマップを開けます(リンク有効)

迷ったら縦1カラムで上から「タイトル→集合/住所→地図→ランドマーク→QR」。これが最短で見やすい並びです。


印刷の数値レシピ(読みやすさ最優先)

A4で配布

  • 余白:狭い/最小
  • 縮尺:130〜150%(プレビューで地名が読める最小まで)
  • 文字:本文11〜12pt、地名が2.8〜3.2mm以上あればOK

A3で掲示(推奨)

  • A4の内容を**141%**に拡大するとA3相当
  • 文字は本文14pt前後目安/QRは45mm四角

超大型(壁貼り)

  • いったんPDF保存 → Adobe Readerのポスター印刷
    • 倍率:200%(A4×4枚=A2相当)
    • オーバーラップ5mm、タイルマークON

失敗しない Googleマップの“素材づくり”コツ

  • ラベルが増える縮尺まで必ず寄る(引きすぎ=文字が小さくなる原因)
  • ライト基調(ダークは印刷で薄くなりがち)
  • 入口が紛らわしい施設は、ピンを入口に置き直してからスクショ
  • プラスコードを併記すると、住所で出ない時も到達率が上がる

コピペ用テキスト(そのまま埋めるだけ)

1) 来場者向け案内

【集合場所】◯◯ビル 東側エントランス(屋根あり)
【住所】◯◯市◯◯区◯◯ 1-2-3 プラスコード:XXXX+XX
【アクセス】◯◯駅◯番出口→横断歩道→茶色の10階建て(徒歩◯分)
【ポイント】タクシーは◯◯通り側の「◯◯P入口」で降車がスムーズ

2) 配達・タクシー向け

【目的地名】◯◯マンション 配達口(管理室横)
【検索代替】電話 03-xxxx-xxxx / 目印:セブン-イレブン◯丁目
【到着後】宅配ボックス前に置き配(不在時は管理室へ)

3) 緊急連絡

【連絡先】担当:◯◯(携帯 080-xxxx-xxxx)
【予備集合】雨天時:ビル裏のピロティ(同図QRから案内)

Windows/Mac別:印刷ダイアログの最短操作

Windows(Chrome/Edge/Firefox 共通)

  1. Ctrl + P詳細設定/その他の設定
  2. 拡大/縮小:130〜150%余白:最小背景グラフィック:ON(必要時)
  3. 収まらなければ 用紙A3、またはPDF保存→コンビニでA3

Mac(Safari/Chrome/Firefox)

  1. ⌘ + P拡大縮小 130〜150%余白:最小
  2. 高精細は PDFとして保存→プレビュー/Acrobatで出力
  3. 大判は ポスター印刷(200%、重なり5mm)

スマホだけで3分版(会議直前の最終手段)

iPhone

  1. マップを拡大 → スクショ
  2. 写真アプリ→共有→プリントプレビューをピンチ拡大→印刷
  3. きれいに出したい時は “ファイルに保存”→PDF→コンビニA3

Android

  1. 共有→印刷PDFに保存
  2. コンビニアプリでA3指定/濃度+1でクッキリ

最終チェック(この5つで失敗しません)

  • 地名ラベルが読める縮尺でスクショした
  • 本文11〜12pt以上/ラベルは3mm前後
  • ランドマーク3つを太字で明示
  • QRを実機で読み取り(iPhone/Android両方)
  • 入口が複数ある施設は入口名まで書いた

まとめ(最短で“配れる1枚”を作る要点)

  • 素材は3つだけ:①読める縮尺の地図(スクショ or 印刷PDF)②共有URL/プラスコード③QR画像。
  • 配置は縦1カラム:「タイトル → 集合/住所 → 地図 → ランドマーク3つ → QR」の順で迷わない。
  • 数値はシンプルに:A4は拡大130〜150%、掲示用はA3へ141%拡大、さらに大きい掲示はポスター印刷200%+重なり5mm
  • 公式機能だけで完結:地図の印刷、マイマップの印刷、QR生成、ポスター出力はすべて標準/公式ヘルプ準拠
    この流れをそのままなぞれば、テンプレなしでも5分以内で“現場配布用の1ページ”が作れます。

一次情報(公式ドキュメント)

  • Google マップの印刷(地図付き/テキストのみ選択)。案内作成後に「印刷」で形式を選べます。 Google ヘルプ
  • Google マイマップの印刷(レイヤーやスタイルを保ったまま出力)。 Google ヘルプ
  • プラスコードの使い方(PC/Android)。住所が弱い現場での到達率アップに有効。 Google ヘルプ+1
  • Chrome:ページ共有のQRコード作成(PC)。その場でPNG保存可。 Google ヘルプ
  • Microsoft Edge:このページのQRコード作成(右クリック)。PNGで保存可。 Microsoft
  • Adobe Acrobat/Reader:ポスター印刷(タイル分割・オーバーラップ指定)。大判掲示の基本手順。 Adobe ヘルプセンター+1
  • A判の拡大倍率の根拠(ISO 216、√2比):A4→A3は約141%ウィキペディアpapersizes.org
最終更新日: 2025-08-23
佐藤航
佐藤航|ライター
生活インフラ支援

【佐藤航】(ライター)。
専門は
①地図サービスの業務活用(配送・不動産・営業)、
②高齢ドライバーの講習・手続きの実務支援。一次情報(省庁・自治体・メーカー等)を起点に、体験・実測・スクリーンショットで検証。記事は出典・最終更新日・更新履歴を必ず付与します。これまで100件以上、検証ログ20本を公開。X/noteでは作業メモや失敗例も含めて透明化しています。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次