日経平均は2026年に入ってから6万円を超える水準で推移していますが、8月に入っても為替介入をきっかけに1日で600円超下げる場面があったように、指数全体が強くても値動き自体は決して穏やかではありません。
こういう相場の中で一番大事なのは、実は「どの商品を選ぶか」以上に「自分がどれくらいの値下がりまで平常心でいられるか」だったりします。同じ20%の含み損でも、平気な人もいれば夜も眠れなくなる人もいる。これがいわゆる「リスク許容度」で、年齢や年収だけでは測れない、かなり個人差の大きいものです。
チェックリスト(当てはまる数を数えてください)
- この資金を使う予定は10年以上先だ(教育費や住宅資金など、数年以内に使う予定はない)
- 毎月の収入は比較的安定している(急に大きく減る可能性は低い)
- 生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)は投資とは別に確保できている
- 過去に株や投資信託で含み損を経験したことがあるが、狼狽売りはしなかった
- ニュースで「株価暴落」と見ても、積立の設定額を変えようとは思わない
- 扶養家族がいない、もしくはいても他に十分な備えがある
- 元本が一時的に30%減っても、生活には支障が出ない
診断結果
0〜2個:慎重型 値動きの大きさそのものがストレスになりやすいタイプです。つみたて投資枠を中心に、全世界株式や先進国株式のインデックスファンドに、債券を組み合わせたバランス型ファンドを混ぜる方法が合っています。値動きを抑える分、期待リターンも下がりますが、続けられなければ意味がないので、まずは「夜眠れる配分」を優先したほうがいいと思います。
3〜5個:バランス型 一定の値下がりは受け入れられるものの、上限はあるタイプです。つみたて投資枠でオルカン(全世界株式)やS&P500連動のインデックスファンドを積み立てつつ、成長投資枠は無理に埋めず、余裕資金の範囲で使う形が現実的です。
6〜7個:積極型 含み損への耐性が比較的高いタイプです。成長投資枠も活用し、インデックスファンドに加えて特定のテーマ型ファンドや個別株を組み入れる余地があります。ただし積極型に当てはまったからといって、生活防衛資金まで投資に回していい理由にはならない点は変わりません。
診断はあくまで目安
正直なところ、この手の診断はやってみないと分からない部分も大きいです。少額から積立を始めて、実際に含み損が出たときの自分の反応を見てから配分を調整する、というのがおそらく一番確実な方法です。新NISAはつみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円、生涯投資枠が合計1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)という比較的大きな非課税枠が用意されているので、焦って一括で埋めようとせず、自分のペースで調整していくのがいいと思います。








