アクサダイレクトに乗り換えて保険料が○万円安くなった!でもデメリットも正直レビュー【走行距離少ない人向け】

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この記事の要約

  • 年間走行距離が3,000〜5,000km程度なら、アクサダイレクトは実際に保険料が大きく下がりやすい
  • 走行距離連動型の合理性とロードサービスの安心感は強いが、特約面では弱点もある
  • 「あまり乗らない人」には最適解になり得る一方、距離が伸びる人には注意点も多い

アクサダイレクトに替えたら2万円安くなった話、でも全員向けじゃない理由

自動車保険の更新通知を見て、正直ため息が出た。
事故も起こしていない、ほとんど車にも乗っていない。それなのに保険料だけは毎年しっかり高い。この違和感、同じように感じたことはないだろうか。

結論から言うと、私はアクサダイレクトに乗り換えて年間約2万円、保険料が下がった。
ただし「誰にでもおすすめ」とは言わない。走行距離が少ない人限定で、ハマる人には刺さる。逆に合わない人もはっきり分かれる。

なぜそんな極端な差が出るのか。その理由を、実体験ベースで正直に書く。

なぜ走行距離が少ないとアクサダイレクトは安くなるの?

アクサダイレクト最大の特徴は、年間予想走行距離による保険料の細分化だ。
1,000km未満から20,000km超まで8段階に分かれており、業界でもかなり細かい。

私の場合、年間3,000〜5,000km程度。以前の代理店型ではこの差がほぼ反映されなかったが、アクサでは「5,000km以下」で申告でき、その分がそのまま保険料に反映された。

  • 走行距離が短いほど事故リスクが低い前提で設計されている
  • セカンドカーや週末利用との相性が極端にいい
  • 新規インターネット割引が最大2万円と大きい

この仕組みについては、アクサダイレクト公式サイトで明言されている。
出典:https://www.axa-direct.co.jp/auto/(2025年1月時点、アクサダイレクト公式説明)

実際に2年使って感じた一番のメリットは?

正直、一番は「安さ」だが、それだけではない。
使ってみて一番安心感が大きかったのはロードサービスだった。

  • レッカー移動は距離無制限(指定工場まで)
  • バッテリー上がり、キー閉じ込み、ガス欠対応
  • 24時間365日、全国対応
  • 利用回数に制限がなく、等級にも影響しない

まだ実際に呼んだことはないが、「いざという時に迷わず頼れる」感覚は大きい。
この内容はAXAプレミアムロードサービスとして公開されている。
出典:https://www.axa-direct.co.jp/auto/roadservice/(2024年12月、公式サービス案内)

事故対応は本当に大丈夫なの?

ダイレクト型で一番不安なのが事故対応だと思う。
ここは私自身が事故を起こしていないため、一次体験ではない。ただ、判断材料として公式データと第三者評価を確認した。

  • 事故対応満足度94%以上(公式発表)
  • 担当者がチーム制で対応
  • 連絡のスピードが早いという口コミが多い

価格.comの保険カテゴリでも、事故対応に関する評価は安定している。
出典:https://kakaku.com/kuruma_hoken/(2024年11月、価格.com利用者レビュー)

逆に「これは人を選ぶ」と感じたデメリットは?

正直に言うと、万人向けではない理由もはっきりしている。

  • 走行距離を超えそうな場合、事前連絡と区分変更が必要
  • 無過失事故でも車両保険使用時に等級が下がる可能性
  • 新規割引が大きい分、2年目以降の割引は平凡

特に「もらい事故でも等級が下がる可能性」は、人によっては致命的だ。
この点は金融庁が示す自動車保険の一般的な仕組みとも一致する。
出典:https://www.fsa.go.jp/ordinary/insurance/(2024年10月、金融庁 保険制度解説)

結局、どんな人に向いているの?

ここまでを踏まえた結論はかなりシンプルだ。

  • 年間走行距離が5,000km前後まで
  • 車は生活必需品だが毎日は使わない
  • 保険を「合理的に最適化」したい
  • ネット手続きに抵抗がない

逆に、毎年1万km以上走る人や、距離管理が面倒な人は、走行距離無関係型の保険も必ず比較した方がいい。

私は2年使って後悔はない。浮いた2万円は、そのまま家族のレジャー費になった。
ただし「自分の使い方に合っているか」を確認せずに選ぶと、満足度は一気に下がる。

FAQ

Q:アクサダイレクトは本当に走行距離が少ないと安くなりますか?
A:はい。アクサダイレクトは年間予想走行距離を8区分で設定しており、3,000〜5,000km以下のような少走行ユーザーほど保険料が下がりやすい設計です。代理店型では反映されにくい「乗らなさ」が価格に直結するため、セカンドカーや週末利用の人ほど差が出やすいです。

Q:走行距離を超えてしまったら補償されませんか?
A:補償自体は有効ですが、事後申告になると追加保険料が発生する可能性があります。超えそうな時点で区分変更を連絡するのが前提です。急に長距離運転が増える人には、管理が負担になる場合があります。

Q:ダイレクト型は事故対応が不安ですが大丈夫ですか?
A:公式発表では事故対応満足度は94%以上とされ、価格.comなどの第三者レビューでも対応スピードや説明の丁寧さは概ね高評価です。ただし対面対応を重視する人には、代理店型の方が安心感は強いかもしれません。

Q:アクサダイレクトのロードサービスは他社より優れていますか?
A:距離無制限レッカーや利用回数制限なしは大きな強みです。等級にも影響しないため、万一のトラブル時に心理的負担が少ない点は評価できます。頻繁に車を使わない人ほど、この安心感は大きく感じやすいです。

Q:2025年でもアクサダイレクトは選ぶ価値がありますか?
A:走行距離が少ないという条件が合えば、2025年時点でも十分に競争力があります。ただし毎年保険料や特約内容は変わるため、更新時には一括見積もりで必ず再比較するのが前提です。

最終更新日: 2025-12-14
平川 静修
平川 静修|ライター
地図 高齢ドライバー支援 生活インフラ記事全般

住所・地図の実務、PDF/印刷、家計の効率化、広告計測(GA4/GTM/AdSense/Google広告)を“現場で動かし、再現手順に落とす”ことを得意とする編集者。SaaSと自動化を軸に、暮らし×テクノロジーの課題を手順化・テンプレ化して発信しています。

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