【最新版】高齢者講習って、実際どうなの?不安なあなたにリアルな話をします。



免許更新、そろそろかも――。

そんなときにふと届く「高齢者講習のお知らせ」。
…正直、ちょっとドキッとしますよね。

「もし認知症テストで引っかかったら?」
「免許、もう取られちゃうのかな?」

不安になって当然です。
私も、家族にこういう通知が来たとき、めちゃくちゃ焦りましたから。

でも、結論から言うと、
高齢者講習って「運転をやめさせるため」じゃないんです。

できるだけ長く、安全に運転を続けてもらうためにあるんです。
これ、本当に大事な視点だと思うので、まずは覚えておいてください。

「高齢者講習って、実際どんなことをするの?」
免許更新のハガキが届いたけれど、初めての講習で不安…そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年最新版の情報をもとに、高齢者講習の流れや受講内容、料金、そして気になる認知機能検査の詳細まで、やさしくわかりやすく解説します。ご本人はもちろん、ご家族にも役立つ内容です。


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目次

高齢者講習って、何のためにあるの?

年齢とともに――これ、どうしても避けられないんですが――
視力とか、判断の速さとか、反応速度って、落ちてくるんですよね。

本人は案外気づいてなかったりするんです。
「まだ大丈夫!」って思ってる人、すごく多い。

だからこそ、1998年から70歳以上の方は、免許更新時に「高齢者講習」を受けるのが必須になりました。
安全に運転を続けるための、小さなメンテナンスみたいなものです。


高齢者講習、具体的には何するの?

ざっくり言うと、こんな感じです。

1.座学(安全講習)

まずは教室で、交通ルールの再確認。
「またお勉強か〜」って感じるかもしれませんが、
最近の事故映像を見たり、AI分析の資料を使ったりして、結構リアルな話が多いんです。

…思ったより、「うわ、これ自分も気をつけないと」ってなるかもしれません。

2.運転技能チェック

教習所のコースを、実際に運転します。
細かいことはそんなに求められません。
停止線できちんと止まるとか、右左折のタイミングを確認するとか、そういう基本的なところ。

たとえミスしても、即「失格!」にはならないので、緊張しすぎないで大丈夫。

インストラクターが、あとから「ここを気をつけましょうね」と教えてくれます。
これがまた、普段の運転にも役立つアドバイスだったりするんですよね。

3.視力・聴力検査

免許更新といえばおなじみ、視力検査。
場合によっては聴力もチェックします。

普段メガネや補聴器を使っているなら、絶対忘れず持っていきましょう。


どれくらいお金がかかる?時間は?

だいたい、

  • 高齢者講習のみ → 5,000〜6,000円くらい
  • 認知機能検査込み → プラス1,000〜2,000円

時間は、普通の講習だけなら約2時間。
認知機能検査が加わると、さらに30分〜1時間ぐらい見ておいたほうがいいです。

講習って、地味に疲れます。
(特に運転技能検査のあとは、どっとくる)
だから、その日はほかに予定を詰め込まない方がいいですよ、ほんとに。


予約、いるの?

絶対必要です。

はがきが届いたら、即予約を取るべきです。
「ちょっと後ででいいや」って思ってると、あっという間に枠が埋まります。

予約の基本は、

  • 通知はがきを受け取る
  • はがきに載ってる教習所から選ぶ
  • 電話orネットで予約する

ちなみに、地域ごとにちょっと違います。

  • 東京:教習所予約。都内は予約激戦区。早めに動かないと本当に取れない。
  • 千葉:教習所だけ。免許センターではやってないので注意。
  • 神奈川:はがきに書いてある教習所に即電話。ここも早い者勝ち。

身近な話でいうと、うちの親戚(千葉在住)は、
「電話するのめんどくさい」って言ってたら、希望の日全部埋まって、めちゃくちゃ後悔してました(笑)


認知機能検査って怖い?

正直言って、最初はみんな怖いです。
「これで免許ダメになったらどうしよう…」って考えますよね。

でも、大丈夫。
内容はそこまで複雑じゃないです。

検査内容はこの3つだけ。

  • 時間の見当識:「今日何月何日?何曜日?」に答える
  • 手がかり再生:イラストを覚えて、あとで思い出す
  • 時計描画テスト:アナログ時計の絵を描く

ちょっとしたコツを押さえれば、難しくはありません。

ちなみに、事前に市販の問題集を1冊サラッとやっておくだけで、安心感は段違いですよ。


実際に受けた人たちのリアルな声

78歳男性・東京都
「検査、緊張しました。でも試験官の人がにこやかで、なんだかホッとしましたね。手がかり再生はちょっと引っかかったけど、問題集のおかげで何とかなった。」

72歳女性・大阪府
「運転技能検査でちょっと焦ったけど、インストラクターがすごく親切だった。『今後も大丈夫ですよ』って言われて、すごく安心しました。」

やっぱり、終わってみると「そんなに怖くなかった」って感想が多いです。


専門家からのメッセージ

認知症専門医によれば、認知機能検査は
「運転免許を剥奪するためじゃない」
「本人や家族が、今後どう生活していくかを考えるきっかけ」
なんだそうです。

早く知ることが、かえって本人を守ることになる。
これは本当に大切な考え方だな、と思います。


まとめ|高齢者講習は、安心して運転を続けるためのステップ

最初は怖いかもしれない。
不安でいっぱいになるかもしれない。

でも――
高齢者講習は、あなた自身と、大切な人たちを守るための一歩です。

肩の力を抜いて、焦らず、ゆっくり、しっかりと。
講習を通して、自分の運転にもっと自信を持てたら素敵ですよね。

応援しています!

最終更新日: 2025-11-14
平川 静修
平川 静修|ライター
地図 高齢ドライバー支援 生活インフラ記事全般

住所・地図の実務、PDF/印刷、家計の効率化、広告計測(GA4/GTM/AdSense/Google広告)を“現場で動かし、再現手順に落とす”ことを得意とする編集者。SaaSと自動化を軸に、暮らし×テクノロジーの課題を手順化・テンプレ化して発信しています。

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