ゼンリンの無料・ダウンロード・住宅地図について

ゼンリンは、地図情報の調査・制作・販売を行う日本の企業。
日本国内で4社存在するデジタル地図調製業者のうちの1社で、地図情報会社として日本国内最大手です。

今回はそんなゼンリンについてまとめました。

Contents

ゼンリンの住宅地図の結論
ゼンリンの住宅地図は無料閲覧できる？
ゼンリンの地図はダウンロードできる？
ゼンリンのいつもナビって何？
ゼンリンの住宅地図はどこで購入できる？
ゼンリンとGoogleマップの違いは？
おすすめの地図サイト

ゼンリンの住宅地図の結論

結論から言いますと

ゼンリンの住宅地図は、「いつもNAVI」（簡易版）で見ることができる
ただし、詳細な住宅地図までは見れない
詳細な住宅地図を見る場合は月額300円かかる
詳細な住宅地図のダウンロードは「有料」
購入は専用サイトからできる

ある程度の地図ならば、Googleマップがあります。
ただ、表示速度や、マンション・アパートの名前などは
ゼンリン地図の方が上です。

用途によって、選べばいいと思います。

また、有料の金額もそこまで高い金額ではないので、
調べるためには必要な経費かなと思います。

ゼンリンの住宅地図　「いつもNAVI」はこちら
https://www.its-mo.com

ゼンリンの住宅地図は無料閲覧できる？

ゼンリン住宅地図は、日本全国の市区町村に存在する建物名称や住宅の居住者、番地などの情報を1軒・1戸ごとに大縮尺の地図上に掲載しています。無料で閲覧はできませんが、ゼンリンの公式オンラインショップにて書籍やデジタルの住宅地図を送料無料で購入できます。
ゼンリンが運営するサイト「いつもNAVI」では無料で地図を閲覧できるサービスがあり、地図や市区町村名からエリアを選択すると、ゼンリンの詳細な地図が表示されます。無料版では公共施設・商業施設・学校・病院・建物名が表示され、絞り込み検索で郵便番号や住所を確認できます。ただし、より詳細な住宅地図までは閲覧できません。インターネット上で住宅地図を閲覧したい場合は「いつもNAVIプレミアコース」に登録すると、月額300円（税抜）または年額3000円（税抜）で住宅地図の閲覧ができます。登録すると最大2カ月間無料で利用できます。モバイル向けアプリでは「ゼンリンいつもNAVI」をダウンロードすると同じ価格で同じサービスを利用できます。

ゼンリンの地図はダウンロードできる？

ゼンリンの無料版の簡易地図はインターネット上でダウンロードできますが、住宅地図のダウンロードは有料になります。ゼンリンの地図データの著作権は株式会社ゼンリンが所有するので、地図の画像を加工したり複製することは禁止されています。
住宅地図のダウンロードは、ゼンリンの公式オンラインショップ「ゼンリンストア」内の「ゼンリン住宅地図出力サービス」にて行えます。全国の住宅地図が有料でダウンロードできます。指定したエリアのデータはPDFまたはTIFFの出力形式でダウンロードできます。出力サイズはA3/B4/A4から選択できます。出力カラーはPDFの場合はカラー/モノクロから選択でき、TIFFはモノクロのみになります。複製許諾証はPDFの場合、有無を選択できますが、TIFFは複製許諾証が付きません。価格はPDFで複製許諾証付きが700円（税抜）、PDFで複製許諾証無しが500円（税抜）、TIFFで複製許諾証無しが500円（税抜）です。購入したデータは15日間、再ダウンロードが可能です。

ゼンリンのいつもナビって何？

ゼンリンが運営するインターネットサイト「いつもNAVI」はゼンリンの地図閲覧や住所・施設検索のほか、公共交通の乗換案内などを無料で利用できるサイトです。
地図閲覧はエリアを選択すると、ゼンリンの地図が表示され、絞込機能で郵便番号や住所を確認できます。出発地と目的地を指定してルート検索したり、周辺エリア検索もできます。
公共交通の乗換案内では、日本全国の主要エリアの鉄道路線図や路線バス情報を確認できるほか、駅やバス停を指定して時刻表の確認もできます。
ゼンリンの地図を活用した旅行・観光情報検索や美容サロン検索、不動産検索、ホテル・旅館検索もあり、全国各地の店舗情報やサービス内容を確認できます。
無料の会員登録をすると、地図で検索した地点やルートを登録でき、ログインページからいつでも確認できます。ビル情報では中に入っているテナントを確認できます。
有料のプレミアコースに登録すると、より詳細な住宅地図が閲覧でき、乗換・ナビ機能では徒歩・電車・車などの移動手段に対応したルート案内を利用できます。

ゼンリンの住宅地図はどこで購入できる？

ゼンリンの住宅地図は、書籍・電子版・データ・GISなどの商品展開がされています。
ゼンリンの公式オンラインショップ「ゼンリンストア」では、B4判／A4判地図や電子版地図の購入ができます。商品カテゴリーと住宅地図地域を選択すると、該当の商品一覧が表示され、オンライン決済で購入できます。
住宅地図のデータを購入したい場合は、ゼンリンストアの「ゼンリン住宅地図出力サービス」にてPDFまたはTIFFのデータ形式でダウンロードできます。
ゼンリンが運営するサイト「いつでもNAVI」には書籍や電子版の住宅地図商品が掲載されています。クリックすると、別画面で楽天サイト内の「ゼンリン商品特集」ページが開き、当該楽天サイトから購入できます。
「いつでもNAVI」の有料版プレミアコースに登録すると、インターネットやアプリ上で住宅地図を閲覧できます。
GIS製品では「ゼンリン住宅地図 LGWAN」がパッケージシステムとして販売されています。ゼンリン公式サイトの「自治体関連お問い合わせ」フォームから購入ができます。

ゼンリンとGoogleマップの違いは？

ゼンリンとGoogleマップ。

どちらも地図サービスを提供しております。

いくつかの違いをまとめてました。

ゼンリンは日本国内に特化した地図会社で、住宅や建物の詳細な情報を提供しています。Googleマップは世界規模の地図会社で、衛星やストリートビューなどの機能を提供しています。マンション名や、住居名などはゼンリンの方が優れております。
Googleマップは日本ではゼンリンの地図データを一部利用していますが、すべてが同じというわけではありません。Googleマップは自社で収集したデータも使用しており、更新頻度や精度に違いがあります。
ゼンリンは地図の印刷や販売も行っており、紙媒体や電子媒体の両方で地図を提供しています。Googleマップはインターネット上でのみ地図を提供しており、印刷や販売は行っていません。

以上のように、ゼンリンとGoogleマップはそれぞれに特徴や強みがあります。目的や用途に応じて、適切な地図サービスを選択することが重要です。