その他 PR

高齢者講習の内容・金額・認知症テストの内容

当ホームページは、各サービスの評価し、紹介するページです。 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

70歳から74歳までの方は免許更新の際、

高齢者講習を受講しないと運転免許証の更新はできません。

運転免許証の更新期間満了日(誕生日の1か月後の日)の年齢が70歳から74歳までの方で免許更新を希望する方は、更新手続前に高齢者講習等を受講してください。

今回は、高齢者講習についてまとめました。

運転免許更新の高齢者講習とは

近年、高齢者が操作や判断を誤り事故を起こすケースが増えています。
どんなに運転技術が卓越した方でも、加齢とともに判断力や運動能力、反射神経、視力などが衰えてしまうのは避けられません。
しかし運転歴の長い方ほど自身の運転に自信を持っており、 動体視力や判断力が低下していても免許を返納しないケースが少なくありません。

そこで運転免許の更新に合わせて70歳から74歳の方は適正な運転能力を保有しているかどうか確認する検査を受けることが1998年から義務化されました。
この検査に安全運転のための座学などを組み合わせたものが「高齢者講習」です。

http://qa.jaf.or.jp/accident/license/03.htm

講習時間は座学と運転講習を合わせて2時間となっています。
ゴールド免許の講習時間30分に比べると4倍長くなっていますが、 人の命に関わることなので真剣に集中して取り組む必要があります。

講習を受けられる期間は誕生日の5ヶ月前から、誕生日の1ヶ月後までの合計6ヶ月間です。
更新期間が近づくとハガキでお知らせが来るので、そこに記載されている指定自動車教習所や運転免許試験場でに電話などで講習の予約をとってください。

高齢者講習が必要な年齢と料金

安全な運転をするためには動体視力や反射神経が必要になります。

これらの能力は加齢とともに衰え、高齢になると安全な運転ができないほど低下します。
一般的には70歳を超えたあたりから能力が低下し始めるので、それに合わせて各種運転能力の検査が必要になります。
そのため高齢者講習を受ける必要があるのは70歳以降の方となります。
ただし、70歳に達したら例外なく運転免許試験場等で講習を受けることになるわけではありません。
70歳になっても免許の有効期限が残っていれば引き続き車を運転することが可能です。

実際に高齢者講習を受ける義務があるのは70歳を過ぎて運転免許の更新期間を迎えた方達です。
この方達の中で運転免許の更新を希望する方は必ず高齢者講習を受講する必要があります。

高齢者講習の料金は免許更新を希望する方の年齢や受講する講習の内容によって異なります。
70歳から74歳の方は一律5,100円ですが、75歳以上の方で講習予備検査の結果、3時間の講習が必要とされた方は7,950円となっています。

高齢者講習認知症テストの内容

高齢者講習認知症テストとは75歳以上で免許を更新する方が受けなければならない検査のことです。
一般的には「認知機能検査」と呼ばれています。

 

認知機能検査が受けられるのは免許証の更新期間最終日の6か月前からとなっています。
検査を受ける場所は最寄りの警察か警察から委託された教習所などになりますので、いずれか通いやすい方を選ぶといいでしょう。

認知機能検査で調べられる内容は「時間の見当識」「手がかり再生」「時計描画」の3項目です。
時間見当識では単純に検査を受ける日の年月日、曜日、そして時間を答えます。
手がかり再生では一度イラストを記憶し、全く関係ない問題を解いた後、先ほど提示されたイラストの内容を説明するというものです。
説明は全部で2回する必要があり、最初は何のヒントもなしにイラストの内容を説明します。
次は説明の前にヒントをもらえるのでそれを頼りに説明します。
最後の時計描写ではまずアナログ時計盤を描き、その後スタッフから指定された時刻に合った針を2本描き加えます。

検査の結果は「記憶力・判断力に心配がない」「記憶力・判断力が少し低くなっている」 「記憶力・判断力が低くなっている」の3段階で評価されます。
記憶力判断力が低くなっていると評価された場合に受けるのが臨時適性検査です。
そこで認知症と診断されると運転免許が取り消される可能性があります。

 

運転免許高齢者講習の問題集は手に入る?

75歳以上の方が高齢者講習の際に受ける認知機能検査では数多くの問題が提出されます。
75歳ともなると学生時代ははるか遠い昔になり、試験を受けることが半世紀ぶりという方も少なくありません。
久しぶりのテストに何の備えもなしに挑むのは不安ですから、どんな問題が出るのか事前に体験しておきたいところです。

認知機能検査では大きく分けて3種類の問題が提出されます。
試験日の日時を答えるものと、アナログ時計の絵を書く問題は特に問題ないでしょう。
検査の良し悪しを決めるのは手がかり再生です。
記憶力を試すテストなのですが他に比べて問題の数も多く、かなり歯ごたえがあります。
初めての方は面食らって冷静さを失うリスクが高い内容ですから事前対策が重要になります。

警察庁のホームページ(http://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/ninchi.html)で問題のサンプルを見ることができますが、解説が乏しくこれだけでテスト内容を把握するのは難しいかもしれません。
そこで多くの出版社から販売されている認知機能検査用の問題集を活用しましょう。
難所である手がかり再生を重点的に解説したものもありますので、記憶力に不安がある方や本試験で緊張してしまいそうな方はぜひ試してみてください。

ペダル踏み間違いを補助するサポートカーの検討も(補助金が出ます)

高齢者講習に合格したから安全運転ができるというわけではありません。
運転する際には細心の注意が必要です。

近年、高齢者事故の社会問題から、65歳以上のドライバーが車を購入する時に、
「衝突被害軽減ブレーキ」や「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」が搭載された安全運転サポート車を選ぶと、
国の「サポカー補助金」制度が利用できます。

補助金の交付には条件があるため、対象内容や、金額を購入の際に確認しましょう。
また、各自治体からも補助金を設定している場合がありますので、
販売員に確認することをおすすめいたします。